P+D BOOKS 熱風 価格:689円 新品の出品:円 中古品の出品:4円 コレクター商品の出品:316円 カスタマーレビュー 中上健次、未完の遺作が初単行本化&電子化!1個3億円のエメラルド3個を携え、ブラジルから来日したオリエントの康の遺児タケオは、新宿で「中本」の一統である“毒味男”や、オリュウノオバの甥っ子である“九階の怪人”と出会う。“毒味男”の一味は、最初に地上げ屋の斎藤順一郎を焼き殺したが、彼らの周囲をgメンが嗅ぎ回り始めので、一味は共に紀州・新宮へ舞い戻る。そして、次の標的に土地の実力者・佐倉(この時、130歳近い年齢だが)を選ぶのだが……。新たな抗争の予感を湛える長編。「千年の愉楽」の続編ともいえる未完作。「週刊ポスト」にて連載中に絶筆した。 |
P+D BOOKS 鳳仙花 価格:1,620円 新品の出品:円 中古品の出品:1円 コレクター商品の出品:1,400円 カスタマーレビュー 中上健次が故郷紀州に描く“母の物語”。 「秋幸もの三部作」よりも以前の時代を描く、秋幸の母・フサの波乱の半生を描いた物語。 海光る3月。私生児としての生い立ちに昏い痛みを覚えながらも、美しく利発な娘に成長したフサは、十五になった春、生まれ育った南紀の町をあとにした。 若々しい肉体の目覚めとともに恋を知り、子を孕み、母となって宿命の地に根をおろすフサ。しかし、貧しくも幸福な日々は、夫・勝一郎の死によって突然に断ち切られた。 子供を抱え、戦時下を生き延びる過酷な暮らしの中で、後に賭博師の龍造と子を為し、秋幸と名付ける。しかし龍造が賭博で刑務所に入っている間、他の二人の女を孕ませていたことを知り、フサは秋幸には龍造を父と呼ばせぬと宣言する……。 中上健次が実母をモデルに、その波瀾の半生を雄大な物語へと昇華させた傑作長編。 |
イラストで読む雨月物語 価格:1,944円 新品の出品:円 中古品の出品:342円 コレクター商品の出品:2,000円 カスタマーレビュー 深い山、幽かな谷、秋草の原、なびく黒髪、赤い唇、霊魂…作中に出てくる人と自然の一体化した情景が、さわさわと小暗く美しい「雨月物語」を人気マンガ作家の描きおろしカラーイラストで楽しめる、オシャレな本。 |
P+D BOOKS 大洪水(下) 価格:1,620円 新品の出品:円 中古品の出品:1円 コレクター商品の出品:290円 カスタマーレビュー シンガポールへ飛んだ鉄男の暗躍が始まる!「路地」の解体時期に父親(浜村瀧造の朋輩・ヨシ兄)殺しに手を染め、「路地」から逃れた鉄男は、水島ジュンを名乗り、シンガポールではリー・ジー・ウォンの偽名で、青年政治家ミスター・ヤンに出会う。やがて、ミスター・ヤンの母親であるミセス・ヤンの手引きで香港社会を操る黒幕・ミスターパオにも出会うが、彼は英語を流暢に使いこなすプレーボーイで、シンガポール、香港と渡り歩き、中上作品にこれまでなかった新しいキャラクターとして描かれる。下巻では、鉄男のプレーボーイぶりが物語の読みどころとなっており、シンガポール(第二部 緑の館)、香港(第三部 翡翠の兵隊)とテンポ良く、スリリングかつエロティックな鉄男の暗躍が、読む者を魅了する。中上作品の中でも最もエンターテイメント色の濃い作品で、雑誌「spa!」に連載中、第三部の途中で未完のまま絶筆した。 |
P+D BOOKS 大洪水(上) 価格:751円 新品の出品:円 中古品の出品:792円 コレクター商品の出品:2,800円 カスタマーレビュー 中上健次、もう一つの遺作も初の電子化!「路地」の解体時期に父親(浜村瀧造の朋輩・ヨシ兄)殺しに手を染め、「路地」から逃れた鉄男は、やはり夫・セキグチジュンを殺した女・セキグチマリと出会う。女は鉄男にそれまでと異なった衣装を着せ、ジュンと名付け、ジュンという<物語>を背負わせる。マリが精神病院の患者同士として知り合った友人で、富豪の“太った女”水島エリは、鉄男を教祖とあがめる新興宗教に加わろうとし、道すがら出会った暴走族の首領の若者も、これまた鉄男の教祖としての雰囲気に惹かれていく。そして、鉄男、マリ、エリ、暴走族の若者とその妹は、南の地・シンガポールへと向かうのだった……。中上作品の中でも最もエンターテイメント色の濃い作品で、雑誌「spa!」に連載中に未完のまま絶筆した。 |
あのこをさがす旅 (地平線ブックス) 価格:617円 新品の出品:円 中古品の出品:1円 コレクター商品の出品:316円 カスタマーレビュー ファミコンゲーム〈ゴッドダム3〉から突然聞こえてきたかわいくて不思議な声。「あたしをみつけて」と叫ぶあのこを捜して僕の旅が始まった。小学校の体育館から異次元の古墳時代へと放り込まれ、行方不明のパパと出会ったり、声に導かれて信じられないことが我々に起きるんだ。そのたびごとにあのこの悲しそうな声が聞こえる。ぼくのファミコン漂流記。 |